全ての世代に終活としての整理整頓を進める理由を尊敬する村◉春◉さん風に小説にしてみる!

投稿日:2022年9月16日 最終更新日:2023年10月18日 記事制作:奥本光城(おくもとこうじょう)

「THE終活という名のバー」

No.1暗闇の中のちらつきがメラメラとし始める。

それが意識の中なのか、今本当に目にしているのか

確認することはまだできていない。

ざわざわと聞こえるあの音が

数年前に新宿の裏通りで聞こえた記憶なのか

夏の避暑地で鳴く蝉の声なのか

検討がつかない。

No.2浅岡始(あさおか・はじめ)は今日の仕事を終えて

いつものバーに行こうと車を走らせている。

ラジオからは機嫌の良いDJがどうでもいいことを大きな声でまくしたて

おこり、笑い、くしゃくしゃの声で曲の紹介をしている。

小さな雲が多いから、夕焼けに色づいた西の空が

どこまでも続いて、浅岡をアメリカの西海岸のおしゃれなバーまで

運んでくれるのではないかと浅岡に思わせる。

そんなはずもないのだが。

でも

実際夕日に向かって走っているのは本当で

くだらないDJが紹介してくれたノリノリのダンスミュージックが終わる頃には

大きな看板が右手に見えてきた。

『THE終活』!

きっと普通は気にも止めないであろう。

仏具を売っているには明るい店に見えるし、

葬儀をやっているには場違いなガラス張りのウインドウ。

中にはどぎつい色のソファー席が3つと

5人が座れるくらいの小さなカウンターがある。

カウンターにはなぜか、とびっきり若くて背の低いかわいい女の子がいて

コーラを飲みながらスパゲティーを茹でている。

手際よくバックで車を駐車場に停めて

朝倉はバーの扉を開ける。

「なむあみだぶつ」

最初にこの挨拶を聞いた時に驚かない人はいない。

国道沿いのこ綺麗なカウンターバーに訪れて言われるゆおな言葉じゃないし

そもそもこんな名前のお店にも出会えるもんじゃない。

そこはもう諦めている。

浅岡はカウンターに座ると

コーラとスパゲッティを注文した。

そう、朝倉以外にもこんな変なお店に来ている客がいるのだ。

その客はお店の奥の方のとても派手な色をしたソファーの席に座っている。

ちょうど浅岡に背を向けて座っているので表情は確認できない。

確認できるのはほっぺたのもりあがりの向こうにのぞく3本のひげとソファーにおさまり切らない

しっぽのようなふさふさだった。きっとしっぽに違いない。

浅岡が注文する前にその男が注文したスパゲティーがその可愛いちぃっちゃな女の子が

出来上がったスパゲティをバジルとオリーブオイルを絡めて塩と胡椒をパッとふってパスタを完成させた。冷蔵庫からキンキンに冷えたビンのコーラを取り出してその訳のわからない生き物に届けた。

それはともかく、

浅岡は一人ではあったが、今までの人生や出会った人のことを考えていた。

一通り考え尽くすと次に持っているカメラのことを考え始めた。

あのカメラ、このレンズにストロボに。

そしてもうすぐ吹きこぼれそうなスパゲティの鍋をみてから

ソファーに目をうつした。

もう彼はいなかった。

いなかったのか。初めから存在したのか。しなかったのか。

一瞬彼には認識できなかった。

パスタという物質が存在してそれがあの訳のわからない生物に届けられて

それがいつの間にかいなくなったけど

この世の中でどの物質がどう変化したのかなんてそもそも

誰がわかるんだろう。

一見あると思われたものも本当にそこにあるのだろうか。

存在とは一体なんなのだろう。

自分が死んでこの世からいなくなったとしたら

一体どんな変化が社会に起こるのだろう。

朝倉はお店の背の低くて可愛い女の子に

その生物の存在を確かめることをやめることにした。

何を持って存在として何をもって存在しないとするかの価値判断を

他人に委ねることが嫌だったからだ。

観察者にとっての存在の定義が世界を作るなら

観察者が無限なら世界も無限になっていく。

N0.3「じりじりじり」

頭の中で響く。

私には何もない。全て手放してここにいる。

私の意識は何もなくて、全てでもある。

確かあの日、

国道沿いの変な名前のバーみたいなところで

パスタの後にとっておきのスコッチウイスキーをストレートで飲んだっけ。

気持ちの良い日だったなぁ。

お、

おれはいったい?

(おしまい:この物語はフィクションで人名や店舗名など全て架空のものです)

終活のすすめ

そうです。整理整頓してスペースを強制的に持つことで

新たな挑戦をすることを終活と呼びます。

必要ないものを現金化して

本当に必要なものに交換することです。

いつか使うかもしれないと思わないことです。

一年使わないものは

もう2度と使わないと思いましょう。

中古業者は信頼性が重要です。

お店の規模や宣伝広告に大物芸能人が起用されていれば信用問題にならないような

企業努力がなされると考えます。

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記念切手をシートごと集めたりしたものです。

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ダイアナ妃のご成婚切手などもありましたね。

終活は生理整頓ですから、不必要なものを現金化して

欲しいもの一つに交換していく形が望ましいのです。

数が少なければ、残された遺族も相続しやすいのです。

中古買取とあきらめ

思ったような金額で買い取ってもらえるとも限りません。

でもただ単純に捨ててしまうなら

売ったお金で何か新しいものを買うこともできません。

おいしい何かを食べることもできません。

価値があると思って執着していたそれぞれのものも

そんなに価値がないと言うことに気がつかされることになるでしょう。

また一見価値がないと思ったものがとんでもない高価格をつけたり。

他人に評価されると言う事はそういったことなので

あきらめる良い訓練になるでしょう。

もちろん 買い取った側も長期在庫になるリスクを抱えつつ

その先のお客様に販売する必要があるので

無理な価格を出してもらう事は不可能です。

やはり、手放す努力は

大変な修行になると感じます。

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奥本光城(おくもとこうじょう)

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