• 土. 7月 13th, 2024

写真の撮り方:絞りのコントロールと画面構成

投稿日:2024年7月11日 最終更新日:2024年7月11日 記事制作:奥本光城(おくもとこうじょう)

写真を上手に撮るためには、絞りのコントロールと画面構成の2点がとても重要です。ここでは、絞りと画面構成の基本を解説し、写真がより良くなる撮り方を紹介します。

【絞りをコントロールする意義】

絞りとは、レンズを通過する光の量を調節する機能です。絞りを絞ると被写界深度が深くなり、ピントの合う範囲が広がります。逆に絞りを開くと浅い被写界深度で、ピントの合った部分だけが鮮明に写ります。

絞りのコントロールは、写真の印象を左右する強力な効果があります。被写体の立体感を出したり、背景をぼかしたりと、絞りを使い分けることで写真に奥行きを出すことができます。

【絞りの基本:F値が小さくなるほど開く】

絞りの数値はF値で表されます。このF値が小さくなるほど絞りが開き、大きくなるほど絞りが絞られます。

F1.4やF2といった開放側のF値だと背景がぼけて被写体が際立ちます。F8やF11の中間のF値は深い被写界深度で全体がシャープに写ります。F16やF22の絞り込み側は手前から奥までピントが合う写真が撮影できます。絞りが開放付近ではシャッタースピードが早く、絞り込めばその分シャッタースピードが遅くなります。絞りとシャッタースピードの関係性で写真表現になります。

そういった特徴を使うと、同じ被写体でも絞りを変えることで写真の雰囲気を変えられるのです。

【被写体に合わせ絞りを選ぶ】

人物写真では絞り開放側を選ぶことが多く、風景写真では絞り込んだF値が適しています。これは被写界深度の違いによるものです。

人物なら目立たせたい被写体なので、背景をぼかして際立たせます。風景では遠近の景色を全てクリアに写したいので、深い被写界深度が向いています。

このように、被写体の特性に合わせて絞りを選ぶのがコツです。

【画面構成のポイント】

続いて画面構成のポイントを見ていきましょう。写真の構図を考えることで、被写体の見せ方がグンと良くなります。

【撮影手順の概要】

被写体を見つける
被写体の魅力を見つける
被写体の魅力を表現する方法を見つける

【三分割法でバランス良く】

画面の構成は1:2を心がけます。例えば海での撮影時の水平線なら空をどのくらい入れるのかによって、作品の雰囲気が変わります。また、新緑や花の写真なら、全体の色合いを1:2くらいになる場所を探して撮影するとバランスが良くなります。カメラのファインダー内を縦横3分割して、交わった4つの点のどこかに被写体を置くと安定するという方法もあります。この辺りは基本と考えて、自分なりに崩して出来上がりの気持ちよさを確認しましょう。撮る側と見る側の視点は、見せる写真の大きさでも変わります。

以上、絞りのコントロールと画面構成の意義と具体的な方法を解説しました。これらを意識することで写真のクオリティが高まるはずです。写真の奥深さを楽しみながら、日々精進していきましょう。

Follow me!

Contents

PAGE TOP