• 木. 11月 7th, 2024

3D成生Aiを使って撮影したデーターを再度生成Aiに参照画像として利用する

近年、AI技術の進化により、3Dモデルを生成するAIが注目を集めています。その後、3D生成AIを用いて撮影したデータをset a light 3Dで読み込み再撮影します。それにより、プリセットで入っていない小物を使った撮影が可能になります。その画像を再度、生成AIに参照画像として取り込むことで意図した構図の画像を生成することが可能になってきました。

3D生成AIとは

3D生成AIは、単一の画像やテキストから3Dモデルを生成する技術です。例えば、One-2-3-45という最新の研究では、任意の単一画像から45秒で3Dテクスチャメッシュを生成することが可能とされています。これにより、従来数時間かかっていた3Dモデルの生成が大幅に速くなり、個人ユーザーでもPC上で容易に3Dコンテンツを生成できるようになりました。私自身はTripoAIやMeshyを使って3Dデーターを作っています。画像の形状データーと表面の画像データーを読み込めれば使えます。TripoAIでは出力データーがgltなので、一度Brenderに読み込んでからfbxデータと画像データーにして保存して利用しています。Meshyなら選べる出力形式からfbxデーターを選ぶとそのままset a light 3Dの3Dインポーターというアドオンで使うことができます。セットアライトの使い方についてはこちらで詳しく解説しています。

撮影データの再利用

今の所、意図したい画像のカメラポジションや被写体の配置を的確に指示することが難しい。そこで3D空間での擬似撮影が必要なのです。

意図した構図の実現

3D生成AIを活用することで、ユーザーは意図した構図の画像を生成することができます。これは、3Dモデルを様々な角度からレンダリングすることで、希望するシーンや構図を実現できることを意味します。さらに、生成された3Dモデルは、異なる環境やライティング条件下で再利用することが可能で、幅広いビジュアル表現が可能になります。

プリセットで最初からあるモデルを配置し、カメラの画角や絞り値、ライティングをしました。

そこに、プリセットではない3Dデーターを持ち込んで社会人教室のイメージにします。

ちなみに機材セッティングは以下のようにしました。

この画角を利用してさらに教室で学んでいる感じを演出するために生成Aiを利用します。

フォトショップを使って窓と子ども、そしてホワイトボードにイラストを生成Aiで追加しました。

まとめ

3D生成AIの進化は、クリエイティブなビジュアルコンテンツの制作に革命をもたらしています。撮影データを再利用し、意図した構図の画像を生成することで、従来にはない新しいビジュアル体験を提供できるようになりました。この技術の発展により、個人でも簡単に高品質な3Dビジュアルを作成できる時代が到来しています。やれることが日々変化している今だから、正解がありません。様々な機会に触れて体験し、組み合わせることでできることが増えます。画像生成Aiの素晴らしさを一歩進んで自分のコンテンツのイメージ化に役立てる方法は、個々で組み合わせていくしかなさそうです。

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