子供の頃、おじいちゃん家やおばあちゃん家では、
子供でも大人の真似をしながら、
仏壇に先ず手を合わせました。
同じ大きさの仏壇と神棚。
記憶を辿ると仏壇から神棚の順でお参り。
お線香二本に火を付けて手であおいで炎を消して、
立てて、
おりんをならす。振りかぶらずに下手前から奥へ向けて鳴らす。
手を合わせてここへ戻ってくるまでの感謝と、
滞在するご挨拶をする。
【葬儀コンシェル】全国、遠方へのご遺体搬送・遠隔地での葬儀手配も24時間対応次は神棚だ。
鈴についている縄を揺らしてカネを鳴らし、
パチパチと手を鳴らして一礼したの記憶。
そして席につく。
大人の前に、子供は済ませる。
親戚の家でもどこでも、
先ずは仏前に手を合わしていた。
ちろん、白黒の御先祖様の写真が飾られていたし、
居間の方をずっと向いている仏壇の前での生活が、
そこにはあった。
毎日が仏壇と共にある。
朝の水のお供えとお線香。そんな毎朝だった。