• 火. 10月 26th, 2021

庶民が考える日本の宗教感

千と千尋という宮崎駿監督の日本のアニメをご存知だろうか?

結構日本の宗教感を表現している。

八百万(やおよろず)の神という、多神教。

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同時に先祖を尊ぶ気持ちも強い。

殆どの人が今ある状況はご先祖様が守ったり、導いてくださっていると。

現代社会では、特に私の住んでいる都市部では

大きな仏壇や、神棚を見る機会は殆どない。

子供の頃を思い返してみると、それは40年も前の事に成るが

祖父の家には同じ大きさの神棚と、仏壇が並んでいた。

日本は自然災害が頻繁にあり、それを神様が操っていて

人々はそれに感謝して、恐れて、生かされてきた。

稲作だって、漁業だってすべて自然に左右される。

自然の摂理こそが神とも言える。

小さい頃から悪いことはしてはいけないとしつけられる。

「おてんと様がみているよ」

太陽を信仰する行為である。

隠れて行った悪さもお見通しで、いつか災難として当人に降りかかるという。

子供のしつけにはもってこいだ。

日本の川はとても危険だ。

山から海までの距離が短い。

山で雨が強く降れば、あっという間に水かさが増す。

一人では川辺にでかけてはいけない。

だから川の神様もいれば、悪さをしそうなかっぱの伝説もある。

雷がなったら、雷様がおへそを取りにやってくる。

だから子供たちは、雷に打たれないように、お腹を冷やしてしまわないように

お家でやり過ごさなくてはならない。

お盆を過ぎて泳ぐと死者に足を引っ張られてしまうというのもある。

お盆を過ぎると、急に海水温が下がるので足がつりやすくなったり

クラゲが刺すと言うことなのだろう。

面白いと思ったあなた。

そう、昔日本にやってきたギリシャ無まれの新聞記者のラフカディオ・ハーンもそう思ったに違いない。

英語教師として日本をめぐり、小泉節(コイズミ セツ)さんと結婚する。

そして後に節さんから聞いた怪談話を本にする。

それくらい面白いのだ。

恐怖とともに道徳教育の側面もあるのが日本の怪談だ。

意地悪をされ家宝の皿の数が足りなくて、自ら身を投げたお菊さんが夜な夜な皿の数を井戸の中から数えたり。

不倫相手と共謀して妻の顔が腫れ上がる薬を飲ませた旦那に忍び寄る恐怖だったり。

墓の中で出産した死んだはずのお母さんが子供の為にアメ屋に足を運んだり。

人間の性、そんなところに問を投げかける日本の宗教感がそこにはある。

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