終活は自分自身の棚卸し作業。
定期的にに自分自身の身辺整理をしておくと、
新しい趣味や興味に向かってアプローチしやすくなります。
さまざまな終活がある中で、特に写真を撮っておくことの意味や
その方法をお知らせします。
肖像写真とは
肖像画というジャンルの絵画があります。
最初に思い出すのはダヴィンチの「モナリザ」かもしれません。
ゴッホの自画像やフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」も思い出します。
そうそうたる画家たちが、
肖像画を描き残しています。
そこからは描かれた人物の人柄が溢れ出しています。
とても魅力的です。
写真がまだなかった頃、
国を治める王様や貴族はお抱えの絵師を雇い入れていました。
写真家であり、エディターであったのでしょう。
国王の威厳や風格を誇張して国民に知らしめる、
そんな広告宣伝の達人だったことでしょう。
今、社会は大きく変わりました。
個人の情報はデーター化されマイナンバーカードで管理される世の中です。
そこにも写真データーが重宝されます。
画像のデーターはAIがその画像データーを認識するようになり、
人が目視で確認する時代ではなくなりました。
そんな中、SNS(ソーシャル・ネットワークサービス)の普及もあり
個人の肖像画を中心とした撮影の需要が高まっています。
証明写真と肖像写真の違い
上の写真は証明写真ですか?肖像写真ですか?
表情などから人柄が感じられればそれは肖像写真でしょう。
肖像画とするならもう少しライティングにこだわりたい。
終活と起業と肖像写真
肖像がを撮ることをすすめるられると
嫌な気分になる人もいます。
でも、けして嫌な意味ではありません。
大きな意味での終活において
肖像写真を撮ることは今までの自分を見つめ直して
新しい未来を切り開くための一歩です。
残りの人生に必要なものを抽出するいい機会なのです。
プロフィール欄に乗せることの出来る
ストロボの効いた上半身の写真にします。
正面からの証明スタイルの写真とちょっと違う写真。
写真と動画でつくる数十秒のプロフィール動画。
さまざまなバリエーションで撮影します。
肖像写真を撮る方法
ストロボは写真にハイライトを入れます。
写真という縦横の世界では
影をつくつことで立体感を表現します。
撮影は2種類。
先ずは真正面からの証明写真スタイル。
それから足を組んだり、腕を組んだり肖像写真スタイルの撮影です。
女性はきれいに上品に撮ります。
趣味を写真に取り入れても良いでしょう。
男性ならワイルドにいきましょう。
いつもの場所でくつろぐ写真も良いものです。
そして重要になるのが家族での集合写真です。
意外と最近の夫婦の写真が少ないのです。
キッカケがあってのお二人の写真や
ご家族と一緒に撮影しましょう。
どんな人生を送りたいか
終活を大きく考えることは
それからの人生をどういきていくか考えることです。
終活と言えばエンディングノートを書くことを連想するかもしれません。
肖像写真は葬儀用の写真にもなるだろうと想像できます。
肖像写真はプロフィール写真です。
これからの三年間を有意義に過ごすための通行証です。
今ある生活を整理整頓し、残された人生でやりたいことを列挙します。
起業もある意味、終活です。
学校教育を終えて社会に出たばっかりの人も
もうすぐ定年の人も
同じ様に考えてほしいのです。
現在の自分の姿を肖像写真にして
動画と一緒にプロフィールをつくる時に
大切なものの、自分自身の棚卸し作業をスタートさせます。
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